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2024.01.30

白内障術後のメガネづくりはどうしたらいい?一時的に使える補助メガネとは?


白内障術後、メガネづくりはどうしたいい?


白内障手術を行うと、近くか遠くのいずれかの位置にピントが合う眼内レンズを目の中に入れることになるので、どちらかの距離をはっきりと見るためにはメガネが必要になります。

以下の記事でも記述がありますが、複数箇所にピントがあう多焦点レンズも存在はしているものの、健康保険の適応対象外なことから普及率は低いのが現状です。

〝眼内レンズは、合う焦点距離が一つか複数かで単焦点レンズと多焦点レンズに大別される。単焦点レンズは遠くにピントを合わせるとスマホチェックや読書時に、近くに合わせると車の運転時に眼鏡が必要になる。健康保険が適用されることもあり、95%以上の手術で使用されている。〟

白内障、50代でも半数が発症 手術は眼内レンズ選びが重要 – 日本経済新聞(2023年12月22日 掲載)

メガネづくりが必要となる中で、いつメガネをつくればよいのか?気になる方も多いと思います。
結論から申し上げると、作り替えや買い替えをしたくないのであれば、手術後1~2ヶ月程度経過したあとがよいでしょう。

日本眼科医会のホームページには、以下のように記載があります。

“手術前に使用していたメガネは、多くの方は合わなくなります。各自異なりますが、裸眼視力が安定するのは、術後1~2か月後です。その間にメガネの度数も少し変化するため、手術直後に良く見えたメガネの度数では、2~3か月後には合わなくなってしまい、あまり良く見えなくなることがあります。そのため、1~2か月はメガネを作るのを待った方が無難です。”

日本眼科医会HP「白内障手術を受ける方へ 知っておきたい白内障術後のケア」

上記の引用からも、選択肢としては、

・1~2ヶ月は我慢をして、メガネをつくる

・仮のメガネを購入して、その後2~3ヶ月に再度度数を調整したメガネをつくる

がメジャーであると言えるでしょう。

また一部の眼鏡店では、白内障術後の度数変化に対応した保証サービスを提供しているところもあるようです。

例)キクチメガネ株式会社


補助メガネ「タスカル」について


「仮のメガネをつくる」選択肢を考えていて、「メガネ店でつくらなくても仮の眼鏡があればいいのにな」という方にご紹介です。

手術後の度数が不安定な時期に使用できる補助メガネ「タスカル」です。

術後補助メガネ「タスカル」

度数展開は以下のとおりです。単焦点で遠く、近くのいずれに合わせた方にも対応できるよう、既成のメガネでは珍しくマイナス度数(遠くにピントが合う)を用意しています。

タスカル「型番号」「度数展開」

眼科様によりお取り扱い状況が異なります。手術を受けられる眼科様にご相談、難しければ弊社までお問い合わせをいただければと思います。

タスカル製品紹介動画

まとめ


・白内障の手術後は殆どの場合、近くあるいは遠くにピントが合わなくなる(単焦点眼内レンズの場合)
・手術後すぐにメガネ作成をすると度数変化で見えにくくなることが多い
・選択肢として多いのは、手術後に仮メガネをつくり作り直すか、1-2ヶ月はメガネ無しで過ごすか
・白内障手術後の補助眼鏡(既成の度数)があるので、それで過ごすのも選択肢の一つ
・眼鏡店によっては白内障の度数変化に対応した保証もあるので調べてみるとよい

もちろん、ケースバイケースの部分もありますし、主治医の先生のご意見もあります。
手術後どのような視生活を送りたいか、術後の見え方の変化などを踏まえ、決められていくとよいかと思います。


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